相談医のご紹介

相談医のご紹介

慢性疾患である乾癬は、継続して治療を続けていく必要があるため、自分自身で学ぶことや、相談医とのコミュニケーションも重要になってきます。 ここでは、P-PATがお世話になっている医師の方々を、メッセージとともにご紹介します。

乾癬治療が進歩を遂げた今、乾癬診療に携わる我々は患者さんの視点に立ち、健康感を高め、QOLを向上させる治療法選択を行うことを大切にしています。乾癬診療の質向上には、患者さん自身による皮膚症状の重症度、治療効果評価を把握することと、患者さん個々の属性を十分に考慮し治療ニーズを明らかにすることが重要です。ぜひ、担当医と良好なコミュニケーションを保ちながら、乾癬を克服して素晴らしい人生を送ってください。

中川秀己先生 (あたご皮フ科)

 患者会の活動に参加して約20年、医師として色々学ばせていただきました。私のモットーは、「明るい皮膚科、楽しい皮膚科」です。人生は楽しくなければ! 仕事も楽しく励めば、自分もスタッフも、患者さんも幸せになります。乾癬があると、暗い気持ちになってしまうかもしれませんが、患者会のみんなで勉強し、話し合い、明るい気持ちを目指していきましょう。暗い気持ちの時より明るい気持ちの時のほうが、薬の効き目もよくなるのですから!

江藤隆史先生 (あたご皮フ科)

P-PATは長きに渡り、多くの患者さんの、また乾癬に携わる医師の輪を広げることにより、一人でも多くの患者さんが適切な診断と治療を受けられるよう、ともに活動し、成長してきました。そして患者会のみなさまのお力があって実現した生物学的製剤の認可により、この10年、乾癬治療は大きな進歩を遂げました。それにより、普通の日常生活を取り戻すことができた患者さんも多く、私もとても嬉しく思っています。患者会に参加するたびに、みなさまの明るさと熱気に励まされています。辛い時、迷った時、いつでも私たちが傍にいることを思い出して下さい。決して諦めずに一緒に乗り越えましょう!

大久保ゆかり先生 (東京医科大学病院 皮膚科)

大変なこと、つらいことはみんなと共有することで気持ちが楽になったり、解決策が見つかったりします。ひょんなきっかけから、幸せに変わることもあるでしょう。P-PATはそういう機会を与えてくれる場だと思います。私も、みなさんが少しでも楽しく、乾癬と上手に付き合いながら、ゆっくり笑顔で歩いていくためのお手伝いができれば嬉しいです。

多田弥生先生 (帝京大学医学部付属病院 皮膚科)

みなさん、はじめまして。聖路加国際病院 皮膚科の新井 達と申します。乾癬の治療は最近10年間で目覚ましい進歩を遂げています。ぜひ、病気のことをしっかりと知っていただいて、ともに悩みを解決できるように、お互いに頑張りましょう!P-PATのスタッフとともに、我々医療者も微力ながら喜んでサポートいたします。

新井 達先生 (聖路加国際病院 皮膚科)

乾癬は長い付き合いになることが多い病気。だからこそ、正しい知識を持ち、上手に治療を続けていきたいものです。P-PATは常に明るく楽しい雰囲気で患者さん同士が交流を行う場になっており、私もいつも楽しく参加させてもらっています。ひとりで悩まず、多くの人との交流を通して、乾癬とうまく付き合っていけるようになりましょう。

藤田英樹先生 (日本大学医学部附属板橋病院 皮膚科)

きっと初めは「乾癬という慢性の病気になってしまった」と落ち込んだと思います。でも、糖尿病、高血圧、バセドウ病などの甲状腺炎、関節リウマチなどなど、実はそもそも慢性の病気のほうが多いのです……。乾癬は見えるところにできることに加え、体が痛くて動けなくなることがあるので、今までできていたことを諦めがちですが、今は効果的な治療法もあります。自分に合った治療法を探し、温泉や海、ゴルフなどを楽しみ、人間関係を気にせず過ごせるようになること、それがゴールです。

小林里実先生 (聖母病院 皮膚科)

乾癬患者さんへ。あなたは「どうしてこんな皮膚病になってしまったのだろう?」「なぜ、私だけがこんな目にあわなければならないの?」と、思ったことがきっとあるはずです。でも、乾癬だからこそ、我々皮膚科医との距離が近くなったとは思いませんか?お互い気兼ねなく話せるようになったとは思いませんか? 皮膚科医も同じです。私は、乾癬が患者さんの心を、そして皮膚科医の心を育ててくれるのだと思っています。これからも二人三脚で、ともに悩み、ともに歩んで行きましょう!

遠藤幸紀先生 (東京慈恵会医科大学附属柏病院 皮膚科)

乾癬で悩んでいるみなさま、この病気は手強い相手ですが、決して不治の病ではありません。この10年間の治療法の進歩には目覚ましいものがあり、病態の解明もかなり進んできました。現時点では真の原因は未究明で根治させる治療法もありませんが、私たち皮膚科医はみなさまとともにあります。あなたの主治医は、あなたの乾癬を少しでもよくしたいと思っています。最善の治療法を一緒に考え、ともに前を向いて進みましょう。応援しています。

 衛藤 光先生 (聖路加国際病院 皮膚科)

患者会の大きな目的のひとつは、乾癬についての患者さんご自身と社会の理解を深めることです。そのリテラシーの高まりが、よりよい治療選択肢をうまく選ぶことにつながると思います。応援しています。今後とも活発な活動に期待しております。

上出良一先生 (ひふのクリニック人形町)

約10年前、日本においても生物学的製剤と呼ばれる新規治療法が使えるようになり、比較的重症な患者さんの診療が格段に改善されました。今では乾癬の病態がより明確になり、更に効果的でより安全な新規治療薬が開発されるまでに発展しています。これまで、短い診療時間内での医師や看護師の説明だけでは、治療の選択について患者さんの理解が十分に得られない場合もありました。そのような背景のもと、「NPO法人 東京乾癬の会P-PAT」が結成されたことで、幅広い患者層に、効率的かつ正確に情報を伝えることができるようになってきました。P-PATは患者同士の意見交換の場であり、悩みを共有できる場であり、間違った知識を改める気付きの場でもあります。そんなP-PATが、今後も乾癬の理解を深めるプラットフォームとして益々発展することを祈念しております。

照井 正先生 (日本大学総合科学研究所)

乾癬お役立ちサイト

乾癬にまつわる情報収集の際に参考になる、おすすめのサイトをご紹介します。

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